って、言われたことがあるさ。
「…誰に、ですか。」
あ、怒ってる。
キョン君のそういう顔、珍しいさね。
うーん、誰かって…覚えてないなあ。
「…。」
本当だよ?
別に気にしてないしさ。
「嘘はやめてくれませんか。」
え?
ぽん、と頭を軽くなでられた。
と思ったら顔をキョン君の肩に引き寄せられた。
…こんなこと、めったにしないくせに。
「覚えてるじゃないですか。」
……。
まいっちゃったね。
でもね、キョン君。
あたしはホント薄情なんだよ?
初恋の人に言われた言葉が、
今急にどうでもよくなっちゃったから。
ありがとう。キョン君。
君のこと好きで嬉しいよ?
END
鶴屋さんちょっと過去捏造。
皆に平等に優しい人だから、ちょっと言われちゃうこともあるかもしれない。
まあそんな奴に鶴屋さんともあろうお人が惚れるとも思えないですけど…;;
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